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言葉

『せざるを得ない』という言葉があります。

直訳するなら、『しないことをできない』
つまり、
『仕方なく、そうしないわけにはいかない』
という意味です。

この言葉、
『せ-ざる-を-得-ない』という構成になっています。

あえて1ヶ所区切って発音するなら、
『せざるを、得ない』になります。

ところが悲しいことに、この言葉…
『せざる、おえない』と発音されることが多いのです。

『やむを得ない』という言葉も同じです。

『やむ、おえない』と言う人がいます。

老いも若きも関係なく、こんな発音をする人は多いと感じます。

こう発音する人たちは、この言葉をどう捉えているのでしょうか…。


日頃からそんなことを考えているのですが、
今日、ある記事の中に衝撃的な発見をしてしまいました…

それは、学生の就活を支援する組織の代表が書いたものでした。

記事なので、発音上のあいまいさが入る余地はありません。

ご丁寧に、
『せざるおえない』
と明記されていたのです…


驚きました。

確かに、若者のみならずいい歳をした社会人までもがそのような言い方をすることに、広く疑問を感じていました…

けれどよりによって、これから社会に羽ばたく子どもたちを指南する人間がこんな書き方をするなんて…。


以前、大学入試の結果について、国語力の低迷に疑問を投げかけたことがありました。

そして、今の若者たちを生み出したのは私たち大人だということも常々考えてきました。

…それにしても、今日この現実を目にして…

改めて“怖い”と感じるとともに、

例え限られた人数であっても、自分が関わることで、僅かでも何かの役にたちたいと…

そう強く思うのでした…。




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  1. 2013/04/20(土) 19:24:35|
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