運がつく?!

午後から大学のキャリアセンターに入った。

不定期且つ臨時で入るのだけれど、そんな状況下でも出会いは訪れるべくして訪れる。

会話の中で彼女の琴線に触れ、
彼女は大学のキャリアセンターで泣くという“まさか”の体験をし、
次回も私を訪ねたいと言う。


今日も“今を精一杯”生きられたかな。

…そんなことを考えながら帰路を歩いていた…


「鳥のフンが落ちてきた」なんて、話には聞いたことがある。

けれど、そんなことが本当に、自分の身に起きるなんて…


…どんな確率だろう…


これってきっと、
今日、
あのマンモス大学で、
あの彼女に出会ったのと同じくらい、
衝撃的な確率だ…。


そう思ったら、腹立たしさや泣きたい気持ちはどこへやら、
なんだかおもしろくさえ思えてきた。

私の近い将来に、
“ウン”ならぬ“運”がついたのかも…

そんな思いをめぐらせながら
「早く帰ってクリーニング店に行こう」
なんて考える私を、
もう一人の私が微笑ましく見つめていた…。




スポンサーサイト
  1. 2013/05/29(水) 19:48:40|
  2. 想い
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

留学生

担当する専門学校のひとつに、留学生クラスを持つ学校がある。

その学校の進路研修に参加し、『留学生のための就活講座』と『面接指導』を行った。


多くの日本人学生がそうであるように、彼らもまた
『働く』ってどういうことなのか、『就活』って何なのか、
そこから意識づけをしていかなければならない。

それに加え、彼らには
『なぜ日本に来て、なぜ日本で働くのか』
という課題が突きつけられる。


彼らの日本語力で、どれだけそれらの考えを訴えられるだろうか…


かつて、機械や土木や金属加工の技術さえあれば、片言の日本語でも働くことができた時代があった。

でも今は違うのだ。
時代は変化している。

日本で働こうとする外国人が身につけられるスキルの選択肢は多様化した。

彼らの求める働き方も多様化したし、受け入れる企業側のニーズも多様化した。

そんな状況下、多くの応募者の中から内定を勝ち取るには、ただ『技術力がある』だけじゃダメなのだ。


自分という人間は何者なのか、
なぜ日本なのか、
異国の地で働くことは自分にとってどういうことなのか…

これらの問いに真摯に向き合い、
しっかり日本語力を磨いて、
日本企業に訴えかける必要がある…。


学生の就職事情が厳しいと言われて久しいが、
日本で学ぶ留学生にとっても、決して生やさしくはない。

それでも、あきらめずに信念を持って、頑張り続けてほしいと願うばかりだ。

先日就職を決めた、彼らの先輩のように…。




  1. 2013/05/23(木) 21:07:04|
  2. 想い
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

『興味あること』と『やりたいこと』

あるでこぼこを抱えた男の子の話。

彼のでこぼこはかなりわかりやすいのだけれど、いろんな事情があって精神保健福祉手帳の申請が難しい。

だから彼は、様々な専門家の手を借りながら、
自身の特徴や心的負担について学び、
ある程度社会に対応できるよう訓練を受け、
正社員として働くことを目指している。

そんな彼を支援する専門家のひとりが私、ということになる。

彼がこれまでに経てきた過程をベースにしつつ、具体的に就職に結びつけていく作業に関わる。

その作業の中で彼がつぶやいた。

求人情報を見るとき、
「これは興味を持てる」という視点で見られるようになってきたと。
ただし、「これがやりたい」という視点ではまだ見られないのだと。

私は彼の、感性の鋭さと素直さに感服した。


『興味がある』と思えるのは、その対象について大体のイメージをつかめたときだといえる。

対して、
『やりたい』と思えるのは、その対象と自己との結びつきを見つけたときだといえる。

つまり、後者を見出してこその“働く意味”であり“志望動機”なのだ。


しかし多くの人たちが、前者のイメージだけをもってそれを“志望動機”と呼ぶ。

だから選考がうまくいかなかったり、仮に就職したとしてもすぐに辞めてしまう。


「これがやりたい」と思える何かを見つけること…

それは心の拠り所となる碇を見つけること。

彼は、決して自分を偽ることなく、
これからの自分の人生のために、
碇を探そうとしている。

『興味あること』と『やりたいこと』とは深い意味で違うのだと、
彼の直感がそれを捉えたのだ。


なんとなく要領よくやり過ごそうとする人たちに、
聞かせてあげたいと思う彼のつぶやきだった。




  1. 2013/05/16(木) 08:58:47|
  2. 生き方
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

卒業、入学。

ここのところ、担当していた子どもたちが続々と卒業しています。

あの、震災被害で心の傷を抱えた彼女も、留学生の彼も、他にもたくさんの学生たち…。


例えば学校の先生が、卒業式のすぐあとには入学式を迎えるように…

私にとっても、卒業する子がいればすぐにまた新しい子を迎えることになっているようです…。


ひとつの別れがあれば、代わってひとつの出会いがある。

そして新しい出会いは、まるでそれまでの経験を糧にステップアップしなさいと言われているかのような出会いになる。


子どもたちが卒業していくのとともに
私自身もひとつの課程を卒業して、
また新しいステップに入学する…


人生はまるで、卒業と入学の繰り返しみたいです…。





  1. 2013/05/13(月) 18:56:16|
  2. 想い
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

あきらめないこと

この春、専門学校を卒業した留学生がいます。

在学中に出会って支援してきました。

彼はとても心持ちのいい子で、日本人以上に気配りができる子です。

出会ったときから、なんとかいい就職ができるようバックアップしたいと思い続けてきました。

ただ最大の弱点は、日本語が上手とは言えないところ。

少し難しい漢字になると読めません。

窓口ではいつも日本語の勉強をしなさいと諭し、会話はもちろんすべて日本語。

私自身が彼の特徴をよく理解して、
留学生を受け入れてくれる企業を探し、
彼のよさを伝え、
とにかくたくさんの選考を受けさせてきました。

彼は私を信頼し、あきらめずに頑張り続けました。


そしてついに、
これまで受けたどの企業よりも彼の持ち味を発揮できそうなところに、就職できることになったのです


途中、めげそうになったこともあったと思います。

私だって、ふと“難しいかもしれない…”と思ってしまうことがありました。

でもそんなとき、自分にできることと私を信じて頼らなければできないこととをよくわきまえ、通い続ける彼の姿に、
私があきらめちゃいけないと、そう思わされるのでした。


…あきらめないこと…

彼は私に、そんな基本的なことの大切さを改めて教えてくれました。



  1. 2013/05/10(金) 08:58:14|
  2. 生き方
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

↓↓クリックしてね↓↓

人生 :成長 :カウンセラー :癒し :キャリア